「借金まみれ」には無駄な支出を防ぐことが有効

借金まみれの生活から脱するためには、「ざるで水をすくう」という言葉の意味を考える必要があります。

ざるには穴が大量に空いていますから、ざるで水をすくおうとしても一向に水はたまりません。 つまり、いくら水を入れても無駄であるという意味です。 水をすくうのであれば、穴の空いていない容器ですくうべきであるのは当然のことです。 これが当然であることは多くの人が認めるでしょう。

しかし、不思議なことに借金まみれとなる人は、実生活においてはこれを理解していないような振る舞いをしてしまうことがあるのです。 それは、どういうことでしょうか。 借金まみれの状態ともなると自分の毎月の支出額を把握していない人が非常に多いのです。 支出額を把握していないということは、借金返済で問題になることが多いです。

一つは、現状、借金まみれにも拘らず借金が増える可能性が高まるという点です。 支出を把握していないと、なぜ借金が増える確率が高まるのでしょうか。 それは、自分の収入の範囲で生活できているかどうかが把握できない状態だからです。 「借金してお金を借りる」という言葉を聞くと、お金を稼いでいない人がする行為だと感じる人も多いでしょう。 しかし、実際にはお金を十分に稼いでいる人であっても、借金まみれとなる人は大勢いるのです。

毎月の生活費として幾ら使っているのかを把握しよう

なぜ稼ぎが十分にあるのに借金まみれとなるのでしょうか。 それは、自分の使っているお金の総額を理解していないからです。 そうしますと、その月が赤字なのか黒字なのかも把握できません。 何かを買うかどうかを決める時に、それを買うと赤字になるかどうかも分かりません。

しかし、支出額を理解していると状況は異なります。 今月はこれ以上使ってしまうと、借金まみれの赤字に転落するということが事前に分かります。 事前に分かれば借金まみれの状況が悪化しない様にお金を使う量を抑えようと考え始めます。 この節約意識が働くと、借金まみれを避ける助けになります。 そのためにも節約が必要であることに気が付く必要があるのです。 節約の必要に気が付くためには、使っている額を知っておく必要があるということです。

しかし、借金まみれとなってしまう人の多くは自分の使っている額を把握するのが苦手です。 それで、お金を借りる習慣にはまり込んでしまうわけです。 では、そのような借金まみれの人はどうしたらいいのでしょうか。 まずは使った額を意識するところからスタートします。

お金を使ったことを覚えておくということです。 当たり前のことのようですが、借金癖がついている借金まみれの人は自分がお金を使った意識がないことがあるので、ここからのスタートとなります。 そして、使った金額を概算で足してトータルの支出額が幾らなのかを求める習慣が必要になります。

借金まみれとなっている方は、現在の借入総額の把握と、今後の支出を減らす心掛けが必要となります。

義父の病気で借金まみれ

結婚してしばらくした頃、義父がうつ病にかかりました。 仕事は休職し、しばらく貯金を切り崩して生活をしていましたが、やがて私たち夫婦に10万円、また10万円と借金をするようになりました。

返済できない間に次の生活費の支払い期限が来てまた借りるという繰り返しで、60万円ほど貸しました。 義父のうつ病もひどくなると理解できない行動が目立ち、振り回されました。 義母がパートで稼いだ給料を、給料日当日に全て銀行から引き出し、全てパチンコで使い果たしてしまったり(当然、生活が出来ないから私たち夫婦が生活費を出しました。)。

私に「すぐに支払わなければいけない請求があるから3万円を貸してくれ」とか、一時は離婚を考えるほど悩みました。 それからというもの、通帳・カード等は義父には持たせていません。

当時は子供もいなく私も正社員で生活していたのですが、子供が出来、仕事を続けるか迷った時に、夫の実家の経済状況が負担となりました。 出産する時、義母が今まで貸していた全額を返済してくれましたが、どうやら他で借金をして私たちに返済していたようで、結局数ヶ月もしないうちにまた数万円の借金を申し込まれました。

このままでは借金まみれで破産してしまうと思い、家族会議を開いたところ、ローン会社に200万円ほどの借金があることが判明しました。 義父母に支払い能力はないので、夫が自分の会社から金利の安いローンを組み、全て立て替えました。

私たちも生活があるので、義父母には月2万円の返済をしてもらっています。 今でもたまに毎月の返済が滞るのですが、新たな借金は作らないように常に監視して、再び借金まみれとならない様にしています。

車 売却
車を持っているなら、その車を売却することでお金を捻出し、返済に充てることを考えましょう。 車を売却すれば、ガソリン代や車検代などのメンテナンス費用も不要となります。

借入前に返済計画を

キャッシングをする時は、返済シミュレーションを使おう。 事業を経営している人は、儲けを見込んで投資をする機会がやってくると思います。その投資計画が成功すればもちろん幸せなことですが、失敗したときは後悔先に たたず、という状況に陥ってしまいます。

とくに金融会社から融資を受けていた場合、毎月返済できないことになったら大変です。そうならないために失敗したときのことも想定して融資を受けるべきだと思います。 それには結局、お金に余裕がなければなりません。そもそも一か八かで投資してみるなんてギャンブルの世界に住んでいる人がすることだと思います。前もって返済シミュレーションをしてみれば自分が融資を受けれる状況か判断できると思います。 即日キャッシングができる金融機関もあるけど、借りる時は慎重になるべきだと思います。

お金を借りる人

男性、女性かかわらず消費者金融でお金を借りる人はまれだと思います。 切羽詰まった場合を除いてはお金は借りない方が良いですよね。 金融機関の中には1月の間だけは無利子で貸してくれる所もあるけど、そういった所を仮に利用するとしても最後の手段として使うべきです。 まずは、身内で借りれないか、そして、友人や知人ですね。 でも、友人や知人にお金を借りようとする場合は、頻繁に借りていて、なかなかお金を返さないと信頼を失ってしまうことになります。 お金を人から借りる時は慎重になるべきです。 なるべくなら、借りなくてすむ方法を考えた方が良いでしょう。

連休前とお金

自分は金融関係の仕事をしています。 クレジットカード関係の仕事です。 初めて、金融関係の仕事に就いた時は人はおもしろい行動を取るものだなぁと感じました。

どういう事かと言うと、連休前はお金の融資を受ける人が多くて、連休中は、クレジットカード利用者が増えると言う事です。 たぶん、連休前にお金の融資を受ける人は連休中の遊興費のために借りるのだと思います。 一方、連休中にクレカの使用量が増えるのは、ショッピングをする人が増えるからだと思います。 連休直前になると、即日融資を受ける人が増えます。

こういった事は、他にもあるのでしょうが、それに関連した仕事に就かないとわからないですよね。

お金の使い方

お金というものは寂しがり屋です。 一杯ある所に、お金というのは集まってくる習性があります。 逆にお金の無い所では、お金はドンドン逃げていきます。

なので、お金を借りてまで欲しいと言う方はよく考えて融資をうける事が大切です。 お金を借りるという事は、お金が無いと言う事なので、たとえあなたがお金を借りたとしても、そのお金はすぐに他の人の所に行ってしまいますよね。

今は、金利が安いので貯蓄をしていてもなかなかお金が増えていきませんが、一昔前は 年5%という金利の時代が有りました。 そういった時は、当然のことながら物価も上昇しているのだけど、お金も貯蓄しているだけで増えていきます。 お金を借りるときは、お金はすぐに逃げていくので必要最低限だけを借りるようにしましょう。

消費者金融の利用

私はときどきですが消費者金融を利用します。 お金を借りることに対して罪悪感を感じたり恥ずかしいとは特に思いません。 私の友達はお金にはきちんとしているタイプなので、お金の融資を受けるなんてことは一生の汚点になる、と言って反対しています。

そんなこと言ったら家を買った人で、住宅ローンがある人はみんな恥ずかしい人になってしまうじゃありませんか。 彼女はそれとはまた別、と言って聞きません。それって、ただ私がお金に対してだらしないみたいじゃないですか。

即日融資を受けてもちゃんと返せてるんだから何も問題はありません。 彼女だってそんなにお金持ちでもないのにあまり強がらない方がいいと思います。