借金生活から卒業するには、家計の無駄をそぎ落とすこと

財布からこぼれ落ちるお金

「もったいない」という言葉があります。 まだ使える物を捨てるのが、気が咎めるときによく使われる言葉です。

この言葉が大好きな人は、ほとんどどんな物でも「もったいない」と感じて保管します。 もちろんまだ使える物を無意味に捨てるのは、よくないことです。 しかし、生活していく中で家庭には無駄なものが増えていくことも事実です。 無駄なものが増え続けていくと、家は手狭になってしまいます。

その場合は、無駄を探し出して処分することが必要です。 これは借金が増え続けていて、家計をどのように管理すればいいのか分からない人にも当てはまります。 借金まみれだは、人は強度をストレスを受けます。 借金まみれでお金を返さないといけないことは分かっていても、それを返すだけの資金がない場合は特にそう言えるでしょう。

浪費と言えるお金の使い方をしない

では、どのようにして借金問題に取り組むことが出来るでしょうか。 まず早急に必要なのは、無駄な支出をなくすことです。 借金を頻繁にする様なお金が足りないと嘆いている人に限って、無駄なお金を使っていることがあります。 そして、その事実に自分では気が付いていないものです。 そのままではいつまでたっても無駄を省くことが出来ませんし、借金まみれも止められません。

それで、まずは家計の中の無駄を探す作業から始めます。 これは今までは考えずに使っていたものを、我慢して無くしていくという意味です。 では、どの分野で無駄が出やすいでしょうか。 まずは、食費が考えられます。食費は1回ずつの金額はそれほど大きな額ではないでしょう。

しかし、食事は毎日3回必要なものです。 育ちざかりの子どもがいれば、それ以上の回数必要な家庭もあります。 つまり、1回の金額は大きくなくても、積もり積もって家計を圧迫する要因となるのです。 それで、借金まみれとなっている方は、まずは食費の総額を知る必要があるでしょう。

それにはレシートに残る買い物以外も、記録に残す必要があります。 純粋に食べたり飲んだりするためにいくらかかったかを知るのです。 家族にも協力を求めます。 主婦だけがレシートをとっておいても家族の別の構成員がレシートを保管しておかないのでは効果が出ません。

家族全体として、食費にいくら費やしたかを知るのです。 その後は、平均して毎食あたりいくらかかったかを計算します。 そして、今後の目標金額を決めます。 1食あたりいくら使っていいかを定めるのです。 そうすると買い物の際にも、予算が分かるようになります。 使って良い金額を超えないようにすれば節約することができ、借金まみれとは無縁の生活を送ることができるようになります。